双極性障害ヲタ(そして当事者)

ヲタクなくらい病気に詳しくなるゼ!という意気込み。 理系でマスコミ系なので、病気を分かりやすく発信したい

リチウムの濃度のその後・・[日記]

寛解  17日目 (24/1/17~)

断酒 254日目 (23/5/26)

カフェイン断ち38日目  (23/12/28~)

 

 

前々回のブログで、血中濃度を測った際に、炭酸リチウムの濃度が低かったことを書きました。

bipolar-2.hatenablog.com

 

炭酸リチウムは、双極性障害の第一選択薬です。*1

その薬を充分量飲んでも、体質的に治療効果が出る濃度に達しない・・と言うのは、

大きな問題です!!

 

そこでエビデンスもが少ないながらも、自分から先生にカフェインを断とうと思うと伝え、結構しました。

 

結果...

 

0.36 Eq/L→ 0.6Eq/L

(単位の意味は気にしないで良いです僕も不明です...)

 

治療に有効な濃度は、文献によって異なり
0.4~1.2と書いてあったり、
0.6~1.2と書いてあったりしますが、とりあえず有効な域に達したと言うことでしょう

 

これがカフェインの効果なのかは分かりませんけど、喜ばしいことです!!

 

次回は、バルプロ酸ナトリウムの処方量が増えたので、それについて書こうと思います。

 

 

バルプロ酸ナトリウムの飲み心地

前回は、リチウムの濃度が低く、バルプロ酸ナトリウムが、追加されたたところまで、書きました

 

バルプロ酸ナトリウムについての説明

 

 

・イライラタイプの鬱に効きやすい

 

 

!!!

 

イライラタイプ!

まさに私はイライラタイプです。

これまで、上司の50代後半おば(ぁ)ちゃんを、常識を上回る勢いで強く論破したり、

嫌いな先輩の後ろで、めちゃくちゃあからさまにシャドーボクシングをしたり、

フロア中に響き渡る声で、「部長はクソダァ!!!」と叫んでみたり。。

 

こういうとんでもない系エピソードは、またいつか書きたいですが、

数々の武勇伝があります。。(双極あるある)

 

というので、期待を胸に、400mgを飲みました。

 

感想

「穏やか」

 

 

炭酸リチウムの血中濃度が低い!!

先日の通院で、炭酸リチウムの血中濃度が低いというのが、明らかになりました!
 
双極性障害のベテランの方々には、今更なにをという感じだと思いますが、炭酸リチウムについても概略を記載します。
 

炭酸リチウムとは?

古くから使われているお薬です。
その化学式はだそうで、中学レベルの化学でも出てきそうな、すごい簡単な構造をしています

 

この薬のポイントは、有効血中濃度の範囲が狭いため血中濃度の測定が必須なこと。要は飲みすぎてもダメだし、飲まなすぎてもダメということですかね。数ヶ月に一度、採血をして濃度を測定します。
 

採血して血中濃度を測定!

結果は、0.36Eq/L でした。リチウムの有効血中濃度は、0.6~1.2mEq/L です。
 
低っ!
 
先生曰く、処方量ほぼ上限まで出しているので、体質じゃないかとのことでした。
 
(まだ、双極治療が始まって9ヶ月ほどですが、でも今までの治療は一体・・という気もします。。)
 
というので、新しい薬として、バルプロ酸ナトリウム(デパケン)を追加することに。
この薬の飲んだ感想などは、次回以降書いてみようと思います!
 

カフェインをやめることに

エビデンスのレベルは低いのですが、リチウムの濃度を下げるものとして、カフェインが知られています。

僕は典型的なカフェイン中毒で、毎日400mlの大きい缶コーヒーを2、3本飲んでました。
朝などは、ふるさと納税で大量に頼んだこの缶コーヒーをまず飲むことから1日が始まりました。(喫煙者のタバコと完全に一緒。煙草も昔吸っていました)
 
(今計算すると、2本だとしても成人男性の1日の摂取量400mgを超えてる・・2本で約480mg)
 
それを年末〜お正月の間に、きっぱり辞めました。
これは禁煙の症状を弱くした感じですね笑、頭の中で何度もコーヒーを飲もうという気になる。

先週、カフェインを辞めてから採血をしたので、それによってリチウム濃度がどれくらいになるかも楽しみです★
 

人生ハードモード!?

初めまして、私は、アラフォー男性で、

7年ほど鬱治療を受けたのち、

去年、診断が双極性障害II型 に変わりました。

よく言うように、やはり双極性障害の診断は難しいということでしょう

診断に至るまでに発症から平均7.5年
*1

 

この数年間、気分の浮き沈みがあったので、その原因が分かって嬉しかった反面、

いろいろな本を読むと、いかにこの病気のコントロールが難しいかを思い知らされました...

自殺のリスクが高く10~20%

*2

 

双極I型の人で3分の1、双極II型の人では約半分の期間を、うつ状態で過ごすと言われる

*3

 

いや、人生ハードモードすぎやろ!!笑。
神様、
(๑ १д१)<ヒドイ!

 

って思いましたねー。それくらい言っても神様は許してくれるだろう。

 

これから、

 

  • 飲んでる薬のこと
  • 躁転の失敗エピソード
  • 鬱状態あるある

 

など、

なるべく文面くらいはポジティブに書いていこうと思います。

 

また、できるだけ情報ソースを明らかにした上で、

病気についての情報を発信し、情報交換できるようにしたいなと思っています。

 

双極の方、そのほか精神疾患の方、そういう人が身近にいる方などなど、
今後よろしくお願いします。