双極性障害ヲタ(そして当事者)

ヲタクなくらい病気に詳しくなるゼ!という意気込み。 理系でマスコミ系なので、病気を分かりやすく発信したい

炭酸リチウムの血中濃度が低い!!

先日の通院で、炭酸リチウムの血中濃度が低いというのが、明らかになりました!
 
双極性障害のベテランの方々には、今更なにをという感じだと思いますが、炭酸リチウムについても概略を記載します。
 

炭酸リチウムとは?

古くから使われているお薬です。
その化学式はだそうで、中学レベルの化学でも出てきそうな、すごい簡単な構造をしています

 

この薬のポイントは、有効血中濃度の範囲が狭いため血中濃度の測定が必須なこと。要は飲みすぎてもダメだし、飲まなすぎてもダメということですかね。数ヶ月に一度、採血をして濃度を測定します。
 

採血して血中濃度を測定!

結果は、0.36Eq/L でした。リチウムの有効血中濃度は、0.6~1.2mEq/L です。
 
低っ!
 
先生曰く、処方量ほぼ上限まで出しているので、体質じゃないかとのことでした。
 
(まだ、双極治療が始まって9ヶ月ほどですが、でも今までの治療は一体・・という気もします。。)
 
というので、新しい薬として、バルプロ酸ナトリウム(デパケン)を追加することに。
この薬の飲んだ感想などは、次回以降書いてみようと思います!
 

カフェインをやめることに

エビデンスのレベルは低いのですが、リチウムの濃度を下げるものとして、カフェインが知られています。

僕は典型的なカフェイン中毒で、毎日400mlの大きい缶コーヒーを2、3本飲んでました。
朝などは、ふるさと納税で大量に頼んだこの缶コーヒーをまず飲むことから1日が始まりました。(喫煙者のタバコと完全に一緒。煙草も昔吸っていました)
 
(今計算すると、2本だとしても成人男性の1日の摂取量400mgを超えてる・・2本で約480mg)
 
それを年末〜お正月の間に、きっぱり辞めました。
これは禁煙の症状を弱くした感じですね笑、頭の中で何度もコーヒーを飲もうという気になる。

先週、カフェインを辞めてから採血をしたので、それによってリチウム濃度がどれくらいになるかも楽しみです★